中村電設工業(株)
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一件一件の金額は確かに小さいですが、お客様の数は飛躍的に増え続けています。会社概要
社名 中村電設工業株式会社 代表者 中村 康宏 所在地 〒340-0156 埼玉県幸手市南3丁目9番5号 設立 昭和45年10月8日 従業員数 38人 資本金 3,000万円 HP http://www.nakamura-densetu.co.jp/
Q1. 住まいのおたすけ隊FCへの加盟前、貴社ではどんな悩みがありましたか?
私は電気工事の経験がありませんでしたが、創業者の父が亡くなり会社を継ぐことを決意しました。今までの弊社の仕事は、ゼネコンの下請工事と確率の低い公共工事だけであり、サラリーマン経験しかない私が、この先どのように電気工事会社の経営をしていったらよいのかという大きな不安がありました。
また、ゼネコンに勤務したことがある経験から、下請業者に安く発注することが自社の業績を上げることに直結するということを嫌という程見てきたので、今後ゼネコンの仕事だけに頼っていては業績が厳しくなっていくのではないかことに大きな危惧を抱いていました。
毎期、同じようなゼネコンから工事の発注をいただいていたので、お客様の数がほとんど増えていませんでした。ゼネコンが倒産すると下請業者が連鎖倒産するという業界特有の構造の中に当社も身をおいていましたので、自社の直接のお客様の数を増やしていきたいという考えを持っていましたが、具体的にその手法をどうするかについても課題を抱えていました。
もう一つの悩みとして、社内には大型の工事が良い仕事という文化があったので、以前施工させていただいた建物の小さな修繕工事などのご依頼を頂いても、その当時の担当者は今の現場もあり、面倒だと思いますし、実際にそうした依頼に対応する時には「雑工事」と呼んでいました。
Q2. 住まいのおたすけ隊FCをどこで知りましたか?
会社に届いたダイレクトメールです。
ダイレクトメールを見て興味を持っていたのですが、創業者である父の相続のさなかバタバタしており、どこかへいってしまっていました。
それから数ヶ月後にまたダイレクトメールが送られてきたので、説明会に参加しました。
Q3. 住まいのおたすけ隊FCへの加盟を決断された理由はなんですか?
説明会での荒木社長の講演です。説明会の内容はなんとなくイメージできていましたが、予想以上の内容でした。単に小口工事を増やすということだけでなく、社員や協力業者、関連する人達が皆幸せになるような経営を目指しているというお話や、社員教育に手間をかけられている事、人を大切にしている経営をされているところなど、私自身がしっかりとやっていきたいと感じていたことに取り組まれている様子がよく伝わりました。
加盟についてはその説明会を聞いた段階で私の中では決めていたのですが、後日役員会でコンセンサスを得ようとしたら一部の役員から反対意見というか金を使いすぎだとの意見が出たことも事実です。
Q4. 住まいのおたすけ隊FCに加盟後、1番変わったと思うことはなんですか?
何よりも一人一人の社員が小さな工事を馬鹿にすることなく、前向きに取り組むようになって、以前のように「雑工事」と呼ぶことがなくなったことです。
一件一件の金額は確かに小さいですがお客様の数は飛躍的に増え続けています。また、島根電工さんから提供されるシステム「おたすけnet」の利用により、会社の中の様々なデータがしっかりと取れるようになったことも大きく変わった点です。
Q5. 住まいのおたすけ隊FCに加盟してよかったと思うことを教えてください。
同業の会社(島根電工)が様々な自社の成功事例や失敗事例、仕組みやルールなどを提供してくれることで、社員の中に他社が出来るのに当社に出来ないわけはないという意識になってきたことです。
また、研修制度が充実していることも良かったことの1つです。当社の幹部社員も講師である島根電工グループの幹部社員の方達と交流することによって、大きく成長をしてくれています。
Q6. 住まいのおたすけ隊FCへの加盟をお考えの方へメッセージをお願いします。
荒木社長も常々仰っていますが、ただ加盟するだけではあまり効果は出にくいかもしれません。会社の風土や文化を変えていく努力が必ず必要になると思いました。
当社は加盟から4年ほど経過しており、加盟を検討される会社の役員の方が見学に来られることがあります。その時に加盟金やロイヤルティが高いとおっしゃる方がおられますが、決して高いものではないと思います。しっかりと長期的な視点で取り組めば必ず成果が出てくると確信しています。
毎年、加盟する仲間が増加していますが、もっともっと仲間が増えていったらとても嬉しいです。